クリーニングQ&A


集配サービスはどのようなものですか?

〇集配サービスはお電話一本で集配担当者がご自宅・会社までご訪問しクリーニング品のお預かり、お届をするサービスです。

いつも同じスタッフが対応させて頂くので安心してご利用できるとご好評いただいております。

また必要に応じてネットからお申込みいただくこともできます。


定期集配サービスはできますか?

〇定期集配サービスもございます。

◆定期集配で衛生基準の統一・向上につながります。

・定期集配をすることで、自宅で洗濯をする時間がない、常に気持ち良い状態で過ごしたい、忙しい方のお手伝いができます。

◆定期集配では事前にお電話していただくお手間をかけません。

・店舗へ足を運ぶ時間がない方、自由に身動きが出来ない方、クリーニングの手間を低減することができます。


集配サービスの受付エリア(地域)はどこまでですか?

集配サービスは館林市・明和町・板倉町・千代田町・邑楽町・大泉町・太田市周辺エリアが対象です。

また、上記のエリア外でもお電話していただければご訪問できる場合もございますので、お問い合せください。


クリーニングに出すときに注意することは?

クリーニングに出す際は以下の点にご注意ください。

 

〇上下対になってスーツやアンサンブル等や同素材を使用しているフード、ベルトなどが付属しているものは一緒にお出しください。(着用による摩擦、紫外線などによる退色も一緒に洗うことで色や風合いなどを合わせることが出来ます。)

〇ポケットの中に現金などの大事なものが入ってないかご確認ください。

〇シミやホツレ、破れや小さな穴などがある場合、お預かりの際にお伝えいただければ、しみ抜きや修理のご相談も承ります。

〇ボンディング品、コーティング品、プリント製品、シームレス製品の樹脂部分が劣化している場合は、クリーニング中に剥がれが生じる場合がございます。当方の点検で剥がれが生じる恐れがあると判断した場合はお返しする場合がございます。また樹脂部分の劣化はクリーニング前点検では発見できない場合がございます。

〇ご洋服を購入した際にクリーニングについての注意事項などをお聞きでしたら、その旨をお知らせください。


着用シーズンの前と後、クリーニングに出すタイミングはどちらがいい?

〇シミや汚れは、時間の経過とともに落ちにくくなります。またカビや変色の原因にもなり、虫に食べられてしまう可能性も高くなりますので、シーズンが終わって収納する前のタイミングで、なるべるお早めにクリーニングに出していただくことをお勧めします。


シミがついてしまった服はどうすればいい?

〇シミが付いてしまったらこすったりせず、タオル・ハンカチ・ティッシュ等ですばやく押さえるようにして水分や油分を吸収させ、お早目にお持ちください。

〇絶対にこすらないこと。(生地が毛羽立ち、白っぽくなる場合がございます。

〇シミは時間の経過とともに落ちにくくなります。またカビや変色の原因にもなり、虫に食われる可能性も高くなります。

〇特殊なシミや時間経過、熱などによって変化したシミは落とせないことがあります。また生地の状態によっては、しみ抜き処理が行えない場合もあります。


ドライクリーニングって何ですか?

〇水を使わないことから「ドライ」と呼ばれます。ドライクリーニングは石油系溶剤やパークロロエチレンなどの水ではない液体(有機溶剤)を使用します。

◆長所

・体から分泌される油分などの油汚れが良く落ちる。

・型崩れや収縮が起こりにくい。

・生地の繊維をいためにくく、風合いが変化しにくい。

・染色した製品の染料へのダメージは少ない。

・乾燥が早く、仕上げ成型が楽にできる。

◆短所

・有機溶剤で洗うので汗などの水溶性の汚れが落ちにくい。(油と水の関係)

接着樹脂は経年劣化したところにドライクリーニング処理をすることで溶け出してしまう為、剥離してしまう場合がある。

・プリント柄がはがれたり、接着してある装飾パーツが取れることがある。

・石油系溶剤は、引火性があるので、扱いに注意しなくてはならない。


ドライクリーニングで洗剤は使うの?

〇ドライクリーニングでは上記の短所を補うため、ドライ用ソープ(洗剤)を添加します。

〇ソープは、水溶性の汚れを落ちやすくしたり、静電気の発生を抑えることで引火爆発の危険性を低減させたりします。


ドライクリーニングはなぜ収縮や型崩れが起こりにくいの?

〇綿、麻、絹などの場合

これらの糸は水に浸すと糸が膨らんで太くなり、収縮の原因になります。また糸が膨らんでしまった繊維をそのまま乾かすと型崩れの原因にもなります。一方、ドライクリーニング溶剤では糸が膨らみませんので、収縮や型崩れは起こりません。

〇羊毛、カシミヤなどの場合

羊毛などの繊維の表面は、私たちの髪の毛のキューティクルと同じようにウロコ状になっています。水の中では羊毛などの繊維が膨らみウロコがひらき、その状態でもまれると繊維が絡み合って徐々に目がつまって収縮してしまいます。ところがドライクリーニング溶剤ではウロコがひらきませんので、収縮は起こりません。


衣類にはどんな汚れがついているの?

〇コートやスーツとシャツ・ブラウス類では汚れの種類やその量も異なり、季節によっても異なります。一般的にコート、スーツなどのアウター類で一番多いのが不要性の汚れ、次に油性、水溶性、特殊汚れの順です。

◆不溶性の汚れ

・泥や排気ガスのような水にも油にも溶けない汚れです。粒子の細かいものは繊維への付着力が強く、電気的に付着しているものもあってブラシをかけるだけでは取れません。この汚れを落とすには叩く、揉むなどの機械的な力が必要となります。

◆油性の汚れ

・身体から分泌される油分などの汚れです。油性汚れは有機溶剤(ドライクリーニング)には溶けますが、水には溶け難いが大きなポイントです。

◆水溶性の汚れ

・汗と一緒に分泌される塩分などの汚れです。これらの汚れは概観や手触りで確認できるものもありますが、普段の生活の中で気付かぬうちに付いてる場合も多く、注意が必要です。例えば塩類が蓄積すると、時に織物を固くし、糖やたんぱく質を残しておくと虫害をまねく場合もあります。また、適切な除去を行わずに乾燥や仕上げで加熱されて、悪質な除去しにくいシミになる場合もあります。

特殊汚れ

・食品からくるデンプンや血液などのたんぱく質、そしてシミに類される汚れや細菌・カビなどです。


衣類についた汚れは落ちますか?

〇汗、タバコの臭い

水洗いできるお品物は水洗いによって落とすことができます。

ドライクリーニングでは臭いは落とせません。

〇香水、化粧品の臭い

クリーニングによって臭いは軽減されますが、完全に取ることはできません。

素材の臭い、素材そのものの臭いはクリーニングでは取ることはできません。


クリーニングならではの長所ってなんですか?

〇洗い

水洗いに加え、ドライクリーニング、またそれぞれに条件(洗剤・溶剤の種類・温度・時間など)の違う洗い方など、バリエーションや、素材やデザインによってクリーニング品へのダメージと汚れ落ちを考慮した最適な方法で洗うことができます。また、プロによるしみ抜きもクリーニングの魅力の一つです。

〇仕上げ

洋服は立体的に縫製されていますので、平らな台の上でアイロンだけで仕上げるのは困難ですが、プロのクリーニング業者は専門の道具などを取り揃えており、立体的に仕上げることができます。また一口に仕上げといっても例えば芯心の有り無しによって、あるいはしわを伸ばすのか形を決めるかによっても湿気、熱、圧力のかけかたを変える必要があり、知識と長年の経験のある技術者による仕上げは一味違ってきます。


クリーニングした洋服のビニールカバーはそのままでいいの?

〇そのままの保管はカビの原因になります。クリーニングのポリカバーは保管用ではなく、仕上がったものを汚さずにお持ち帰りいただくための包装ですので、そのまま収納すると湿気がこもり、カビが生えやすい条件を作ってしまうことがあります。クリーニング後はカバーをはずし、風通しのよい所に30分ほど掛けてから収納すると、湿気も十分に抜けて、より良い状態で保管することができます。また、ビニールカバーをかけたままですと、ポリカバー中の成分によって稀に衣類が変色することもあります。

〇不織布カバーはそのまま保管出来る仕様ですが、環境(高温多湿)によってカビやシミが発生することがございます。


保管はできますか?

〇クリーニングした衣類全般からカーペット・寝具類・革製品などを衣類の専門家が完全管理の保管室にて9カ月間無料でお預かりいたします。洋服ダンスのなかがスッキリするばかりではなく、虫食いやカビの心配からもかいほうされ、お客様の必要な時にお渡しお渡しいたします。